フンボルトペンギンをラッピング!神戸アトア仕様の循環バスが街をぐるり

兵庫県神戸市にある都市型水族館「AQUARIUM×ART átoa」にて、神戸のウォーターフロントエリアを循環運行する連節バス「Port Loop(ポートループ)」のラッピング仕様が運行を開始した。9月4日より、ペンギンをはじめとする海の生きものが描かれたラッピングバスが目を楽しませる。

AQUARIUM×ART átoaは、神戸開港150年記念プロジェクトとして進められる新港突堤西地区の再開発事業の一環で2021年10月29日に開業した都市型水族館。劇場型アクアリウムをコンセプトに、アクアリウムを核に舞台美術やデジタルアートなどを融合し、館内では魚類を中心に無脊椎動物、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類などが生育されている。

ラッピング広告の施工は今回が初となる「Port Loop」は、再開発の進むウォーターフロントと都心の回遊性や都市魅力の向上のため、2021年4月より運行を始まった。連節バスで、東西に広がるウォーターフロントエリアと市街地の三宮、交通拠点の新神戸を1周約80分、約20分間隔で結んでいる。

アトアデザインのラッピングバスは、運行する4台のうちの1台で、連節された後車部の両側面に施工されている。アトアで暮らすフンボルトペンギンとアマノガワテンジクダイをモチーフに、施設コンセプトでもあるアクアリウムとアートの融合が表現されている。既存の車体カラーとの調和を考慮し、写真画像は使用せず、色数と彩度を抑えたイラストによるデザインとなっている。

なお、今回ラッピングをしたPort Loopのほかに、アトアデザインのラッピングバスとしては神戸観光周遊バス「CITY LOOP」1台と神戸市内を中心に淡路方面等へ運行している高速バス「ハーバーライナー(神姫バス)」1台がある。

「AQUARIUMは×ART átoa」
兵庫県神戸市中央区新港町7番2号
https://atoa-kobe.jp/