四国水族館、今年もケープペンギンの赤ちゃん誕生!今だけの子育て時間

香川県綾歌郡にある四国水族館で、10月6日にケープペンギンの雛が新たに1羽誕生したことが明らかになりました。

四国水族館にとってケープペンギンの雛誕生は、2021年2月(愛称はうず)、2021年4月(愛称はうた)、2022年10月(愛称はせと)に続く4例目で、およそ1年ぶりとなります。雛は現在、ペンギン飼育エリア(人鳥の景)に設置している巣箱の中で両親と一緒に過ごしているとのこと。親が雛に口移しで餌を与えたり、羽繕いをしてあげるなど、子育てをしている様子を見ることができます。

ふわふわの綿羽に覆われた姿は、生まれてから2~3か月あたりまでに期間限定で見られる可愛らしい姿です。親子で仲睦まじく過ごす様子も愛おしく、耳を澄ましていると雛が「ピィピィ」となく声も聞こえてくるということです。

産卵日は8月29日で、孵化日数は38日間。出生時の体重は69グラムで、現在は118グラムまで成長しています(10月9日現在)。

なお、10月9日から10月14日の期間は「世界中でケープペンギンを思う一週間」となっています。これは、地球規模で個体数減少が危ぶまれるケープペンギンの現状と、未来への思いを世界各国からさまざまな形で発信するムーブメントです。