埼玉県こども動物自然公園、葛西臨海水族園からのペンギン来園により一部イベントと通行止め実施

埼玉県こども動物自然公園 フンボルトペンギン ペンギン
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玉県東松山市にある埼玉県こども動物自然公園は、葛西臨海水族園からフンボルトペンギン20羽が来園することを受けて、9月26日よりエサやり体験中止と営巣地の一部通行止めを行うことを発表した。

葛西臨海水族園では展示場の老朽化を受けて、展示場の補修工事を2024年1月より実施することが決定。それに伴って当面の間は「ペンギンの生態」エリアの展示を休止し、飼育・展示しているフンボルトペンギンの一部を今年9月より順次他園館に移動するとしていた。

移動先の1館である埼玉県こども動物自然公園には9月25日にペンギンたちが到着。それにより、翌26日からペンギンが慣れるまでの間、営巣地の通行止めを行い、ペンギンのランチタイム(エサやり体験)も中止することになる。

休止期間は1か月程度を予定しており、ペンギンの様子により短縮、延長する場合がある。再開する場合は公式サイトやSNSなどで告知される。同館は「当園にもともといるペンギンも、葛西からやってくるペンギンも、お互いに慣れておだやかに過ごすことができるよう、あたたかく見守っていただけるとうれしいです」と呼びかけている。

フンボルトペンギンが住むチリのチロエ島の自然を再現にした世界最大級の生態園「ペンギンヒルズ」がある埼玉県こども動物自然公園。普段は波の中を泳ぐ様子や、緑に囲まれた丘を歩き回る姿が観察できる。