動物たちの高齢化、どうする?NHK「ウチのどうぶつえん」でシニア世代のペンギンたち登場

NHK Eテレのドキュメンタリー番組「ウチのどうぶつえん」の10月27日の放送回では、高齢となった動物たちが特集される。

「ウチのどうぶつえん」は、毎回テーマを設けて、さまざまな動物園から飼育員さんが記録した映像を中心に、癒やしや感動、発見に満ちた映像を見ることができるドキュメンタリー番組。

10月27日の放送回では「どうぶつが、歳(とし)をとったら」がテーマに。レッサーパンダやペンギン、オランウータンなど、高齢になった動物園の動物たちが登場する。病気の治療、生活の質向上、そして「生きがい」といったことについても触れられる。

現在、日本全体の喫緊の課題である高齢化問題。誰しもが高齢になって、いろいろ不調や不便もあらわれてきて、それは自然の摂理、どうにもならない部分もあるのは確か。そんななか、動物園でも「少しでも苦痛や不快などを減らしていこうという」という日々の取り組みがなされている。番組では「動物福祉」という概念について、わかりやすく解説される。

声の出演者には、さすらいの飼育員・ウチノさん役でアナウンサーの中谷文彦。動物にまつわる補足情報を伝えてくれるもの知りで、教えたがりのおじさん飼育員さん。「横からすんません」と入ってきて、伝えたいことを話したら「ではでは」とあっさり去っていく。また、語りを森下絵理香が担当する。

ウチのどうぶつえん「どうぶつが、歳(とし)をとったら」
NHK Eテレ 10月27日(金)19時25分〜19時55分