神戸アトアのペンギンがアクリルキーホルダーに!オリジナルグッズが発売中

ペンギンアクリルキーホルダー(左:やなせ、右:トマト)

3月8日に神戸市中央区にあるAQUARIUM×ART átoaにて新たにオープンした「átoa LAB」で、オリジナルグッズが販売となった。

2021年の開業以来、初の大規模リニューアルとなる「átoa LAB(アトア ラボ)」が今年3月8日にオープンした神戸アトア。同日よりアトアオリジナルグッズを取り扱う「átoa LAB SHOP」にて、飼育員のこだわりが詰まった新商品「ペンギンアクリルキーホルダー」と、生きものの生態や特徴を2コマ漫画でユーモラスに描いた「ポストカード」が新たに販売されている。

ペンギンアクリルキーホルダーは、アトアで飼育されている全7羽のフンボルトペンギンをかたどったもの。各個体には名前が付いており、お腹の斑点模様や顔つき、性格などは個体によってさまざま。そんな個性豊かなアトアのフンボルトペンギンたちに注目してほしいという思いもあり、商品開発を計画する際に担当飼育員が個体ごとのイメージカラーを考え、識別しやすいお腹の斑点模様の特徴がわかりやすいように写真選びにもこだわった。

アトアで暮らすフンボルトペンギンの名前は、高知県にゆかりのある人物や物事が由来になっている。各水族館や動物園の飼育担当者、来場者も一緒になって考え、愛情をもって名づけられている。

たとえば、まきの(♀)は高知県出身の植物学者・牧野富太郎、たけち(♀)は土佐藩の志士・武市半平太、やなせ(♂)は高知県出身の漫画家・やなせたかし、アサヒ(♀)はアサヒビール、アイ(♀)は生まれ年である2010年に高知県で開催された「土佐・龍馬であい博」のイベント名、くもん(♀)は高知県出身の数学教育者・公文公(くもんとおる)が由来。

例外はトマト(♂)で、これはヒナのときに親から離れた人工育雛の期間があり、その担当者が名前を付ける前日に食べていた夕食から名付けられた。毎日12時にペンギンのフィーディングタイムが開催されており、気になったペンギンについて飼育員に質問することもできるという。

あわせて販売される2コマ漫画ポストカードでは、生きものの生態や特徴をユーモアあふれる漫画で紹介されている。絵柄は全10種。ウミガメの種類によって異なる食べ物の好みやハダカデバネズミの感覚毛についてなどもピックアップ。思わずクスっと笑ってしまうような内容となっている。

販売価格は、ペンギンアクリルキーホルダーが700円、2コマ漫画ポストカードが200円となる。