千葉県鴨川市にある鴨川シーワールドは葛西臨海水族園からの依頼を受け、9月13日に同園から搬出されたフンボルトペンギン10羽を受け入れた。同館のフンボルトペンギンたちが暮らす「ペンギンの海」に合流し、9月23日からは一般公開も開始されている。
葛西臨海水族園内では、同館の「ペンギンの生態」エリアの老朽化による補修工事に伴い、飼育しているフンボルトペンギンたちを全国の施設に移動することを決定。そのうちの10羽のペンギンが鴨川シーワールドに引っ越しすることになっていた。
13日に移動してから10日が経過し、当館の飼育員にも慣れてバックヤードで元気に生活していたペンギンたち。給餌量も安定しているため、一般公開が行われることになった。
今後、2025年3月31日までの期間、葛西臨海水族館の補修工事が完了し、展示が再開されるまで鴨川シーワールドが飼育を行っていく予定。同館は「一時的とはいえ、仲間の増えたフンボルトペンギンたちの新生活の様子を鴨川シーワールドでご覧ください」と呼びかけている。