オウサマペンギンのオーラヴ卿が少将に昇進!エディンバラ動物園で7年ぶりに名誉を受ける

スコットランドのエディンバラ動物園に暮らすオウサマペンギンのニルス・オーラヴ卿が、ノルウェー陸軍の近衛軍楽隊の訪問を受け、ノルウェー陸軍准将から少将への昇進という名誉を授与された。8月21日にエディンバラ動物園が報告している。

1972年にエディンバラのロイヤル・ミリタリー・タトゥーに参加した軍楽隊が同園を訪れて以来、楽隊のマスコットして愛されているニルス・オーラヴ卿。現在まで代替わりしながら何年かに一度、ミリタリー・タトゥーの公演中に楽隊が訪れた際に、新たな名誉が授与されてきた。名前の由来は、この企画を担当したニルス・エーゲリアン少佐と、当時のノルウェー国王であるオーラヴ王によるもの。

今年は8月4日から26日かけて開催されたミリタリー・タトゥー期間中の8月21日、楽隊が同園を訪問。ペンギンズ・ロックで行われた特別式典で、オーラヴ卿は新しい名誉勲章を授与された。今回で准将から少将へと階級をあげたことになる。パレードが行われたのち、式典に参加した楽隊の160人以上が見守るなか、堂々とした様子で祝福を受けた。

ミリタリー・タトゥーの最高執行責任者であるジェイソン・バレット氏は「今年のミリタリー・タトゥーのテーマは『ストーリー』であり、ニルス・オラーヴ卿の物語と彼の出世物語ほど、私たちのショーにふさわしいものがあるでしょうか。ミリタリー・タトゥーの全キャストとスタッフを代表して、ニルス・オラーヴ3世の少将昇進を心よりお祝い申し上げます」とコメントを寄せている。

ちなみに、オラーヴ卿はこれまで1982年に伍長、1987年に軍曹、1993年に連隊曹長、2001年に名誉連隊曹長、2005年に大佐、2008年にナイトの爵位、そして2016年には准将の名誉を受けていた。

https://www.edinburghzoo.org.uk/news/article/22118/sir-nils-olav-promoted-at-edinburgh-zoo/