香川県にある四国水族館で10月10日に今年2羽目となるケープペンギンの雛が誕生した。同館での雛誕生は5例目。現在は、バックヤードですくすくと成長中だという。
今回誕生した雛は、10月6日に生まれた雛と同じ両親から誕生。9月2日の産卵日から38日間に孵化し、その後の数日間は両親のもとで過ごしており、両親が雛の世話をしている様子も観察することができたそう。しかし、体重増加が思わしくなかったため、大事をとって人工育雛を行うことになった。
その雛は現在、バックヤードで過ごしており、順調に成長中とのこと。出生時は69グラムだった体重も、現在は683グラムにまで増加。飼育担当のスタッフが2時間おきに、アジなどの魚のすり身を餌として与えるなどの努力もあって、餌を求める鳴き声も力強くなり、順調に成長しているということだ。
写真の雛は、飼育スタッフから餌を与えてもらう様子で、11月3日に撮影されたもの。成長の様子を直接見ることができないものの、同館の公式SNSでは日々の様子随時発信。成長した雛が展示エリアにデビューする日が待ち遠しい。