佐賀県嬉野市にある和多屋別荘にて、さかざきちはるの個展「ペンギンアパートメント うれしの別荘~いきものたちがおでむかえ~」が10月21日から11月30日にかけて開催されます。
和多屋別荘は嬉野河畔に佇む、2万坪にもおよぶ広大な敷地を誇る温泉宿。同展は、今年の春に千葉県市川市で開催された「ペンギンアパートメント」のテーマを嬉野温泉バージョンに再構成したものとなります。
ペンギンの原画300作品に加えて、嬉野・豊玉姫神社の神使として知られる「白ナマズ」をモチーフにした描き下ろしのシルクスクリーン作品「白ナマズの背に乗って」(作品サイズ25×25センチ、19,000円+税)、アパートメント鍵つきは22,000円+税 )も登場。美術印刷職人の小林史枝が手がけ、ペンギンのイラストを1ミリ単位で製版加工、ほとんどズレやムラのない美しい仕上がりに。「美」を司るとされる神使・白ナマズを白パールを重ねて表現し、見る角度によって色調が変化するように工夫がなされています。
期間中には、和多屋別荘の創業記念日となる11月3日にサイン&トークイベントが実施されるほか、嬉野の特産品とコラボレーションした限定商品の販売、さかざきちはるの世界を香りで楽しむ創香体験、温泉のまち嬉野を回遊するオリジナルスタンプラリーなども開催されます。
さかざきちはるサイン&トーク「いきものとイラストのこと」 11月3日(金・祝)13時~14時 @和多屋別荘BOOKS&TEA三服内 参加費無料・定員50名(さかざきちはるの書籍を当日三服で購入した方) ※サインは1人1冊まで・イラストはペンギンのみ https://penguinureshinovilla.peatix.com/
また、嬉野温泉から高速バスで1時間と少しの場所にある「文喫 福岡天神」にて「てんじん別荘」も併催。「ペンギンと色」をテーマに選んだイラストレーション原画100点が展示されるとともに、さかざきが本づくりについて、本ができるまでの全工程を語る「さかざきちはるの本づくり展」も開催されます。期間は11月2日から11月29日。
11月4日には、こちらでもサイン&トークを実施。本づくりについて、2部構成(11時~12時・14時~15時)で「文喫 福岡天神」喫茶室で行われる。