
映画レビュー


『アフター・ヤン』情動的なシンギュラリティへの誘惑

『ボーダーライン』ヴィルヌーヴが描く砂塵の光景

『ブロンド』賛否を呼ぶ理由はどこにあるのか?

『恋は光』安全安心で無害な恋愛の世界

『死刑にいたる病』 マジックワードとしてのサイコパスと児童虐待

『幸せなひとりぼっち』ダニエル・ブレイクのいないスウェーデンの国民的映画

『WAVES/ウェイブス』光の三原色が彩る、再生する家族の肖像

『イット・カムズ・アット・ナイト』ウイルス感染の恐怖がもたらす“分断”の寓話

『リグレッション』もしもローズマリーの赤ちゃんが本当だったら?

『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』ためらいがちに、これをウディ・アレンの最高傑作と呼んでみたい

『3階の見知らぬ男』殺人現場は2度も目撃してはならない

『ブラインドスポッティング』親友同士の黒人と白人は“ニガー”と呼び合えるか?

『俺は善人だ』ギャングのボスに間違えられた男

『ジャーヘッド』過酷な戦場のみが若者に青春を追体験させる

『ザ・ファイブ・ブラッズ』憎しみのスパイラルをいかに断ち切るか?

『髪結いの亭主』なぜアントワーヌは働かないのか?

『クローバーフィールド・パラドックス』黙示録的な世界を描く精神的な続編

『かくも長き不在』記憶の不確かさへの切なくも誠実な物語

『暗黒の恐怖』ウイルスと戦う男
